多くのビデオゲームは「戦って傷つくこと」を 「HP」のような1つのパラメタのみで表現していますが、このゲームでは戦うことで装甲が剥がれ腕は捥げ、ボロボロになっていきます。「相手を破壊して勝利する快感」と 「戦うことで互いに傷つく悲哀」この両極端の感情を同時に感じるようにデザインしました。
格闘ゲームは対人戦ツールとして発達することでコマンド入力の正確さやフレーム単位の読み合いに先鋭化した為、遊ぶ人を選ぶジャンルとなっています。
しかしキャラクタを操作してバトルアクションを魅せる手法としては優れたフォーマットなため、このスタイルが本来持っていた楽しみを再提示します。
一人用のバトルアクションゲームとして繰り返しプレイすることを前提としているため、ローグライト要素を合体させます。 戦いによって傷ついた各パーツを修理、交換、カスタマイズしていくことで見た目の変化と共に新たなスキルを手に入れて強化し、「どこまで生き抜くことができるのか?」挑戦し続けるゲームです。